こんにちは。ぽこぱぱです。
我が子「ぽこちゃん」は口唇口蓋裂の状態で生まれてきました。
口唇裂は月齢2ヶ月になると手術ができるようになります。

妊娠中に口唇口蓋裂とお腹の赤ちゃんが診断されたあなた。そしてそのご家族の方。
この記事やこのブログの他のページを見て何かの希望になれば嬉しいです!
今回の記事は、口唇裂の手術を終えた後に書いています。
当時の経験や手術後の写真などと共にご報告します。
まずは手術前と手術後の写真で比較しました。
写真で比較
ビフォー・アフターで比較します。上の写真が手術前。下の写真が手術後です。

すごくないですか!!!????
人中(=鼻の下)を中心に左右の唇を繋ぎあわせた形になります。
医術すごいです。本当にすごいです!
私は感動しました。病院と医師の先生に感謝です!
実はもう1枚見ていただきたい写真があります。

見慣れない光景に戸惑う人もいると思いますが、中央にあるぽっこりしてるのは歯茎と人中(=いわゆる“鼻の下”)です。
右側に寄っている歯茎を矯正をして、徐々に中央に移動させている写真です。
- 1段目が何もしていない状態。
- 2段目が“予備手術”後の状態。
- 3段目が自宅での矯正後の状態。
うちの子はだいぶ歯茎が右側によりすぎていたので、口唇裂の手術の前に、“予備手術”というものを行ないました。
この手術は、本手術で唇を繋げやすくする意味もあります。そのまま手術で縫合してしまうと、皮膚がつっぱって痛いからだそうです。
予備手術で中央に歯茎をもってきたところで、あとは家でテーピングをして、左側によせるように矯正します。
2段目の状態から約3週間で3段目の状態になりました。生命ってすごい!
テーピングの矯正はかなり大変です。
嫌がって蹴飛ばすは、首を左右に振るはで私はできませんでした…。
ママのサポートに徹しました。(ママありがとう。)
その甲斐もあって、口唇裂の手術ができる段階にあがります。
口唇裂手術までの流れ
さて、手術の流れをざっくりお伝えします。
病院によって違うと思いますが、ウチの場合は…。
- 手術の前日に入院
- 午前の手術なので早朝3時から禁乳
- 待合室でぽこちゃんをお見送り
- 麻酔の準備
- 手術
- 麻酔からの回復待ち
- 戻ってきて入院病棟へお見送り
こんな感じです。
担当の医師によれば、麻酔の準備〜手術〜麻酔からの回復で2時間半ぐらいと説明がありましたが、実際は5時間くらいかかりました。
丁寧に手術をしたらこの時間になったそうです。(丁寧にしていただき感謝です。)
手術後は入院です。
コロナ禍ということもあり、付き添い入院できるのはママだけ。
手術から待合室にもどってきた「ぽこちゃん」を一目見て私はここでお別れ。
ぽこちゃんは麻酔から回復したてなのでうつろうつろしてました。よく頑張りました!
この項目では、私の体験談を元に書いていますが、一般的な入院から退院までも流れをお知りになりたい方は下記リンクをご覧ください。
入院期間は?
入院期間はというと、およそ1週間。
2021年現在、コロナ禍ということで、面会ができません。なので再会は1週間後です。
そして1週間後、退院のお迎えに行きました。
ぽこちゃんのお顔をみてびっくり!本当にくっついてる!
こんなお顔だったんですね…。可愛さが倍増しちゃいました。(親バカ)
手術・入院費用は?
そして気になるのが、手術と入院の費用ですよね。
これは出産の時も書きましたが、「健康保険証」と自治体の「子ども医療助成」を利用しているのでほぼ支払いなしです。
帰宅後自分たちで試算をしてみたところ、140万円以上かかっていたようですが、窓口では約1万円だけの支払いでした。
この支払った約1万円は入院中のミルクの代金です。
ちなみ2週に1回通院してますが、この診察代金はいつも0円です。
税金ちゃんと払っててよかったって思いました。
なので、妊娠中にお腹の赤ちゃんを口唇口蓋裂と診断されたあなた。
お金の面では心配しないでください。なんとかなります。なので元気に産んであげてください!!!
終わりに
本当に病院、医師の先生、看護師さん、みなさんに感謝です!引き続きよろしくお願いします。
お金の面では国や、自治体、保健組合にも感謝です!
翌年には口蓋裂の手術を控えていますし、まだまだ通院もします。
ぽこちゃんの回復を妨げぬように、親として最大限サポートをしていきます。
そして…退院後わかった事が。
シリンジでのミルクが大変だ!!!
これはまた後日ブログに書かせてもらいます。
追記:マジでシリンジミルクは地獄でした。
ではまた。
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ミルク作りは↓を参考に。イライラせず子供の向き合うために、どれだけ「楽」をするかが鍵です。
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