こんにちは。ぽこぱぱです。
今回は口唇裂手術が終わったあとに待ち受ける「シリンジミルク地獄」についてブログに書きます。
準備の仕方、やり方を具体的に書きます。マジでツライですから覚悟してくださいね。
そして、見えてきた問題点と、その解決策もまとめていきます。
それではご覧ください。
地獄のような授乳
口唇裂手術が終わった後に発生する「シリンジミルク地獄」。
その名の通り、シリンジ(針のない注射器)でミルクを与える行為です。
不慣れな最初は30分くらい、慣れれば15分くらいの時間を要します。

なぜするの?
手術で唇を切って縫合してるわけですから、手術痕を保護する為にもシリンジでのミルクになります。
哺乳瓶だと縫合された唇に乳首があたって痛いでしょうからね。
期間は?
そして期間は、【手術の痕が回復して、新しいホッツ床ができるまで】となります。手術をした形成外科の医師が判断します。
我が家では3週間〜1か月というところでしょうか。
補足
実際にはホッツ床がなくても、口唇裂の手術し部位が回復すれば、哺乳瓶を使っていいのですが、口蓋(上顎の天井)がないので、ミルクを飲むのに40分〜1時間かかります。
これは口蓋が無い子供は吸う行為が苦手なためです。
なので口唇口蓋裂用の哺乳瓶を使って、ひたすらボトルの腹を握ってミルクを口の中に排出する事になります。
ちょっとした握力を鍛える筋トレです。それを40分〜1時間するんです。ホッツ床の大切さをしみじみ感じました。
ということで、シリンジミルクとは長い付き合いになります。
シリンジミルクの準備
必要な道具は下記の通り準備してください。
- 哺乳瓶
- シリンジ(ニプロ製品)
- コップ
- ガーゼもしくはスタイ
- 腕を置く薄いクッション
補足
シリンジ…病院で売ってます。20mlのシリンジで30円くらいです。
面倒であればアマゾンなどでも売ってますね。
コップ…哺乳瓶のままだと最後の方でシリンジの吸い出し口がミルクに届かなくなります。
ガーゼかスタイ…ミルクはめっちゃ口から溢れるので必須です。
クッション…腕が楽。授乳クッションでも。
シリンジミルクのやり方
具体的な方法をみていきましょう。
①哺乳瓶でミルクを作る
まずはいつもあげている量のミルクを作りましょう。
ここから先が大変なので、せめてミルク作りは楽しましょう。下記リンクを参考に。
②ミルクをコップに移し替える
当たり前ですが、自分たちの使い回しじゃなくて綺麗なコップを使いましょう。
③シリンジに15〜20ml吸い取る
ピストンの作業を考えて、一度に吸い出すのはこの量が適量です。
ママなら15ml、パパなら20mlを吸い出します。
25mlまで入れると確実にこぼします。
④子供を抱えガーゼを胸元に
最初のうちはミルクをシリンジから押し出す時に、力加減がわからずこぼします。
服がびしゃびしゃになるので、胸元は養生しましょう。
⑤薄いクッションを頭を持つ腕に敷く
最初の慣れないうちは20分〜30分かかります。
結構な時間子供を抱きかかえるので、授乳中の腕を楽にする方法を模索してください。
⑥シリンジはこの角度で入れると楽。
これは私が編み出した角度です。この角度が子供にストレスなくミルクを注入できます。

⑦「ぴゅー」より「ちょろちょろ」のイメージ
注意点は口の中にミルクを一気にいれないということ。舌の上にチョロチョロ少量ずつ注ぐイメージです。
息継のタイミングも大事で、これらをしないとミルクで溺れることになります。
⑨ 「③」からの動きを繰り返す
あとはひたすら繰り返すのみ。
⑩全部終わったらゲップ
ミルクと一緒に空気をいっぱい吸い込むのでゲップをさせてください。
飲み終わったあとの不機嫌な原因にゲップが足りないという事もあります。
大きい「ゲーップ!」が2〜3回の目安です。
浮上した問題点
もちろん問題点がいくつか発生しました。
スムーズにいかないのが世の常です。
まずは…
一人だと地獄
シリンジにミルクを補給するタイミングでミルク欲しさに暴れます。
破城槌のようなヘッドバッドをしてくるので注意です。
片手でシリンジに補給
抱っこしながらなのでこれがまたツライ。こぼさないように気をつけなきゃです。
シリンジが劣化する
なんとシリンジはすぐ劣化します。2〜3日が限度です。
先端のゴムの摩擦力が格段に上がり、吸い取りと押し出しがめちゃ固くなります。
病院では1回で使い捨てているそうですが、看護師さんに洗って消毒すれば複数回使ってもいいと言われたので、そうしてました。
これが大きな誤算だったのです。
劣化したシリンジはゴムが外れる
力を入れて引っ張ると勢い余って先端のゴム部分が外れてしまったりします。
これで何度かテーブルにミルクをぶちまけました。はい。仕事が増えます。

問題点の解決策
安心してください。問題が発生したら解決すればいいんです。一歩ずつ進みましょう。
できる限り2人&2本体制
もう夫婦で力をあわせましょう。夜中の交代制とか一回とっぱらって1か月くらい頑張りましょう。
1つの作業の効率を上げます。具体的には一人がシリンジミルク係で、もう一人が補給係。
ミルクを与えている間に、もう一人が、もう一本のシリンジでミルクを吸い出します。これを飲み終わるまでループしていきます。
これで赤ちゃんは、ミルク待ちの時間が減って、ストレスも軽減して飲めます。

もっと効率をあげるなら、シリンジミルクは1本あげるだけでも時間がかかるので、その間に哺乳瓶を洗ったりしてください。
片付けと授乳を並行していきましょう。
※ちなみに、おろしたてシリンジのを使う場合には1本で大丈夫です。ぬるぬるとスムーズに使えます。
先端のゴムが取れたら真空状態を使って引き抜く
これは私が開発した方法です。画像のように水で満たして、空気の逃げ場をなくして引き抜きます。
指でピストンにすると不思議とゴムが引き抜けます。
油圧式ジャッキと同じ仕組みです。

シリンジをめっちゃ買う
1本30円くらいなので、大量に買うのも一つの手段です。
まとめ
①一人でシリンジミルクは地獄なので二人でやりましょう。
②シリンジは1日〜2日で交換しよう。
③ミルクで溺れないようにちょろちょろ流し込む
④ゲップまでは授乳です。
てな感じでです!10回もやれば慣れますので頑張ってください!
ではまた!
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