【水抜き】耳にチューブを入れる手術【口唇口蓋裂だとよくある】

口唇口蓋裂

こんにちは。ぽこぱぱです。

1歳のぽこちゃんはを口蓋裂の手術をすることになりましたが、同時に耳の中にチューブを入れる手術をすることになりました。

医師によれば、口唇口蓋裂の子は耳に水が溜まりやすいため、水抜きが必要になるということです。

私は医師でも、医療関係者でもなんでもないのですが…説明は得意です。

医師に説明されたことをわかりやすく噛み砕いてブログに書いていきます。

ぽこちゃんの耳の状態

ぽこちゃんは「滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)」という状態でした。

簡単にいうと、「耳の内側に水がたまる」状態のことです。

滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)

「滲出性中耳炎」は、中耳内に滲出液(しんしゅつえき)という液体が溜まった状態です。

この滲出液が「水(みず)」と呼ばれるものです。

また、中耳(ちゅうじ)は、耳の中で、鼓膜の内側と思ってください。

液体が溜まっているせいで耳に閉塞感が出て、聴力が低下します。

この状態を放置するとより重度な状態になるそうです。

手術の目的

聴力を改善するのが目的です。

そのために、鼓膜を切り開いて小さなチューブを耳に入れてはめ込みます。

この時に水を抜いて、中耳の気圧と、外の気圧を同じにします。

中と外で気圧が一緒ではないと、鼓膜が正常に振動しないからです。

手術の方法

1歳児の場合は少しでも動くと危険なので、全身麻酔をします。

うちの子の場合は、口蓋裂手術と同じ日。

口蓋裂手術で全身麻酔をするので、その手術の前に水抜きとチューブの設置をしちゃおうという判断です。

チューブ設置

チューブは顕微鏡を使いながら、鼓膜に小さな穴をあけます。

シリコン性のチューブを留置して終了です。

手術時間は両側で30分ほどです。

ちなみに、チューブは古くなった鼓膜組織とともに少しずつ外側に移動して、ほとんどの場合、自然に抜け落ちつそうです。

注意すること

  • 手術の前日や手術後は医師の指示があるまで飲食できません。
  • チューブが設置されている期間はプールに入れません。
  • お風呂に入る時も、耳に水が入らないようにしなければいけません。
  • チューブは最終的に外に出てきますが、まれに鼓膜の中に落下することも。
    その時は摘出処置が必要です。

ちなみに、我が家ではお風呂は通常どおりに入っています。

頭を洗う時は、普通にシャワーを使いますが、耳に水が大量に入らないようにだけ注意をはらっています。

当然ですが、水の中に頭まで潜ることは絶対にNGです。

まとめ

ということで、今回は耳に入れる手術についてお伝えしました。

  • ぽこちゃんは滲出性中耳炎
  • 口唇口蓋裂だと滲出性中耳炎になりやすい
  • 滲出性中耳炎だと耳が聞こえづらい
  • 手術では水を抜きチューブを設置する
  • うちの子の場合は口蓋裂の手術と同じ日に実施
  • チューブが耳に入ってる時はお風呂やプールに注意
  • チューブは自然にとれるが、まれに鼓膜の中に入ることも

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ではまた。

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